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満州民族の侵略と日本の侵略の違い
大清朝が中国を統治していた260年間、その侵略初期の残虐さと康熙・乾隆時代の隆盛は史書にも記載されている。
しかし過去はとうに過ぎ去り、昔の満州人も今は多民族国家中国の一員となっている。
歴史は変えられない。
そして隠す必要もない。
しかし同じ国の国民として我々は怨恨をいつかは解消し、前へ進まねばならない。
中国の歴史教科書はあの残酷な記憶をあえて深く書かないが、それは忘却ではなく和を以て貴しとなす容赦と寛容である。
これはアパルトヘイト政策から脱したあとの南アフリカのやり方と同じである。
ここでとりわけ注目しなければならない点が一つある。
寛容は史実に対する誠実な認識と尊重の上に成り立つものであり、忘却を意味するのではない。
第二次世界大戦中に日本がアジアで繰り広げた残酷な侵略史に対する見方において、日本右翼と世界各国の一流政治学者のあまりにも大きな違いには目を見張るものがある。
最低限の常識すら欠いている。
この時、被害国側が一方的に加害国側を許し、忘れるのを勧めるのはあまりに軽率で、ありえないやり方だ。
このような忠告をしなければいけないのは大変残念だ。
この混沌とした現状にもっとも必要なものはメディア業界と学会のより深い分析および研究である。
この歴史ははっきりさせなければならない。

日本「防衛白書」で初めて、中国に対し「執拗」と表現
14日の報道によれば、日本の河野太郎防衛大臣は内閣の会議中に2020年版「防衛白書」を報告した。その中で、新型コロナウイルスによる感染拡大を契機に、中国が「自らに有利な国際秩序・地域秩序の形成や影響力の拡大を目指した国家間競争をより顕在化させている」と指摘、今年の釣魚島と周辺海域における中国の巡航は往年よりも多く、「一方的な現状変更の試みを執拗に継続している」と記載されている。日経新聞の報道では、これは日本の「防衛白書」に初めて「執拗」という単語が使われたことになるという。これは安全保障の面で強い不安があることを強調しているのだろう。
報道によれば、2020年版の防衛白書では、中国の感染拡大がひどい国への医療専門家や医療物資の派遣に関する記述と共に、「感染拡大による国家社会の不安と混乱を契機に、ウソの情報を拡散する宣伝工作を行っている」と指摘、「影響力拡大のため、国家間の競争をより顕在化させ、日本の安全保障を崩そうとしてきている」「東シナ海、南シナ海での活動範囲を広げ続けている」などといった指摘もある。防衛白書では、「国際的な協調・連携が必要な中、中国の行為は周辺国家の反対を招くものだ」ともしている。

世界で最も強いパスポートは?日本がやはり首位だった・・・
2020年、世界で最も強いパスポートは?
新型コロナウイルスの蔓延以降、多くの国が旅行禁止令を出している。事態が一旦落ち着いたところで、「ヘンリーパスポート指数」が発表され、世界最強のパスポート最新ランキングが判明した。この指数では、パスポートによってビザなしで行ける国、地域の数がわかるようになっている。
CNN7の報道によれば、アジア人が持つパスポートで行ける国、地域が最も多いのは、やはり日本だった。世界191の目的地に行くことができ、ビザの面でも有利である。さらにここ一年で2か所行ける目的地が追加された。
そしてシンガポールのパスポートは190の目的地に行くことが出来るということで第2位、第3位は189か国、地域で韓国、ドイツだった。中国はランキング上では70位で、ビザなしで出入りできるのは74の目的地だった。
今回のレポートを発表したヘンリー&パートナーズは、一時的な禁止令については考慮しておらず、主要なファクターとしては旅行の自由度を重視していると語っている。
EUで新型コロナウイルスが拡散して以降、国境封鎖から数か月経ち、7月1日から入国できる14カ国が発表された。日本、韓国、ランキング第9位のオーストラリアとカナダがEUの安全衛生基準に達しており、入国審査でも優遇されるようだ。

なぜ日本が犯罪大国に見えるのかを説明する
一部の「熱心な」中国ネット民は日本のテレビで犯罪に関する報道を見ることで、日本があまり安全でないと思っているだろう。
だがこれは明らかに日本のテレビの自由度への理解不足が引き起こしている現象だと思う。
実際、日本で生活している人はよくニュースを見ると思うが、日本のテレビのニュース報道は、犯罪、災害、政治家の醜聞などが多い。
日本の犯罪率は低いが、それは犯罪が存在しないということではない。
それにメディアには報道の自由がある為、テレビのニュースはマイナスのイメージを持つ事件を多く取り扱うことで数字を取ろうとするのだ。凶悪な事件が数日間ヘッドラインニュースになることも珍しくないのだ。ニュースだけで日本を判断すれば、とても平和とは言えない国に思えるだろう。